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Nikon バヨネットレスを採用するマウント構造の特許 [機械設計・メカニズム機構]

ニコンがバヨネットを持たないマウントに関する特許を出願中です。 Nikonの次世代ミラーレスはバイヨネット・レスとなり、スムーズに着脱が行えるシステムとなるかもしれません。

20101105_fig01.png

English page is here.

  • 特許公開番号2010-250149
    • 公開日2010/11/04
    • 出願日2009/04/17
  • 嵌合部は平行に移動する
  • カメラかレンズ一方に突出部を有し、それがもう一方に結合することで、装着される

レンズ交換式カメラの多くは、バヨネット構造を有しています。 例外はありますが基本的にレンズ側の爪を、ボディ側の金属環に嵌め込むことで、レンズとボディを結合します。 ところが、回転させて装着する手間や、指標を探すのが大変だったりと、欠点もあるようです。 個人的にはこのバヨネット構造、とても好きなのですけどね。

20101105_fig02.png

レンズから突出したピンを、ボディ側でしっかりとくわえ込む

ミラーレス、ファインダーレス、とここまでは世間一般が考えるレス構造。 ニコンは何とバイヨネットまで排してしまいました。 バヨネットレスは、ストレートにそのままレンズをはめ込みます。 レンズ後端にはピンが突出しており、ピンには凹みがあります。 ボディ側でその凹みをくわえ込むことで、固定します。

20101105_fig03.png

このパテント、ニコンらしい「逃げ」な気もします。 ニコンFマウントは、反時計回りで装着するという自然界の法則に反した構造を採用しています。 私が一番最初に使ったカメラはニコンなので、マウントに違和感はありませんでしたが、今思えば反対方向に回してしまいそうな構造ですね。 もしニコン新マウントが、時計回り装着式ならFマウントの欠点を強調するばかりでなく、どちらに回せば良いのかユーザーは混乱するばかりです。 かといって折角のマウント変更のチャンスに反時計回りをまた採用しては、世間の嘲笑を買うだけでしょう。 ストレート着脱式ならば、そういった心配はありません。

20101105_fig04.png

マウント横にあるボタン押下で、固定を解除

因みにFujifilmのGX680というデジタル&フィルム兼用の一眼レフも、似たマウント構造でした。 四角いマウントなので、レンズを回すことなく、はめ込みます。 ところが富士写のGX680は、レンズがポロリと落ちることがあったのだそうです。 天下の日本光学にそんなことは無いと思いますが、重量級の超望遠レンズ等は不向きであると言えそうです。 バヨネット構造の方が遊び心というか、精巧感があるような気がして楽しいと思うのですけどね。

日本語ページはこちら(Japanese page is here.)

Nikon applied for a patent about mirror-less-mount adopt Bayonet-less.

  • Patent Publication No.2010-250149
    • published 2010/11/04
    • filled 2009/04/17
  • A body and a lens attach it to parallelism
20101105_fig02.png

the camera bring a pin of the lens

20101105_fig03.png
20101105_fig04.png

I remember the mount of Fujifilm GX680 when I read this patent document


タグ:NIKON Mount nikon1
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コメント 10

でいぶさん

何かおもちゃっぽい印象を持ちますね。

by でいぶさん (2010-11-05 07:29) 

こうちゃん

Fマウントの考案者は
左利きだったとか?・・・笑
by こうちゃん (2010-11-05 16:33) 

rawmaterial

重量級レンズでは、確かに何かの拍子に外れてしまうリスクがありそうな感じですよね。
やはりセンサーサイズがフォーサーズよりも小さいと言われている、Nikonのミラーレスならではのレンズ装着方法でしょうか。

by rawmaterial (2010-11-05 17:13) 

hir

ニコンの新しいマウントですか、、、
Fにこだわって欲しかったなあ、、、
ま、これも時の流れですかね

フジのGX680,デジタル機としても現役なんですね
使ったことは無いんですが、未だに欲しいカメラです
しかし、、、中古で破格の安さですねえ、、、買っちゃおうかな(笑)
by hir (2010-11-05 20:13) 

IsPhoto

GX680アオリもきくので便利なんですが、確かにあのマウントは
時々心もとなく感じますね。長いのはそれなりに重量感もあるし...
実は私も落っことしかけました。
ぎりぎり手でキャッチしてセーフでした。(笑)

by IsPhoto (2010-11-06 10:11) 

penny

回して取付ける安心感ってあると思います。
by penny (2010-11-06 10:44) 

hi-ro

安定性と堅牢性が確保できていれば、簡単脱着は現場でスピーディーなレンズ交換ができるので、使用目的によっては喜ぶユーザーがいるかもしれませんね。
by hi-ro (2010-11-06 14:02) 

ちょっとピンぼけ

コンセントもロック機構でねじるのが採用されいてるからどうなんでしょうね
by ちょっとピンぼけ (2010-11-06 18:12) 

グッドバランス

クリープを入れないコーヒーなんて、という懐かしのコピーではないですが、Fマウントではないニコンなんて…のが実感です。全世界のニッコールレンズを活かしてほしいと切に願います。
by グッドバランス (2010-11-06 23:13) 

えがみ

> でいぶさん さん
確かに少し簡易的過ぎますよね。

> こうちゃん さん
成程そう考えれば合点がいきます。

> rawmaterial さん
撮像素子が小さいとはいえ、望遠はそれなりの大きさになりますから懸念事項ですね。
とはいえGXR方式なら問題無さそうです。

> hir さん
すいません、現役というかもう生産中止です。

GX680シリーズは世界最強のスーパーEBCフジノンレンズ群、そしてアオリ組込みボディ、これは理想的なカメラシステムです。
しかしながら値段が安いのは理由あってのことで、大き過ぎるからです。

> IsPhoto さん
使用者の評価は有り難いです。
Fujiはメカが弱いと言われていますが、いっそのこそLinhofボード(4x5ではなく6x9の方)を採用すれば良かったのかもしれません。

> penny さん
全く同感です。
食い込む感が良いですよね。

> hi-ro さん
直線組込みでも、ピンを穴に合わせる必要はありますから、どうなんでしょう、というところです。
むしろボディ2台体制の方が良いかもしれません。

> ちょっとピンぼけ さん
最近よく見かけますよね。
あれは確かに外れ難いです。
使用中に外れないこと、でも交換する時は簡単に外れなければならない、案外難しいです。

> グッドバランス さん
レンズ資産があまりにも多くなり過ぎたのも問題ですよね。
5000万本超、そしてFAレンズもFマウントです
by えがみ (2010-11-07 17:30) 

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