Canon 24-105mm F3.5-5.6 の特許 [光学技術・レンズ設計]
キヤノンがフルサイズ用標準ズームレンズ24-105/3.5-5.6に関する特許を出願中です。 フルサイズ大衆化時代に備えた、小型軽量廉価なレンズとしてリリースされるのかもしれません。

patent:24-105mm F3.5-4.5
- 特許公開番号2010-237455
- 公開日2010/10/21
- 出願日2009/03/31
- 実施例6
- 焦点距離 f=24.90 - 102.02mm
- Fno=3.62 - 5.82
- 画角 81.96 - 23.94°
- イメージサークル 43.28mm
- レンズ全長 119.84 - 151.84mm
- バックフォーカス 38.50 - 51.35mm
- 非球面 1面
- パテント技術
- ポジティブリードタイプのズームレンズ
- 正負正からなるズームレンズ
- 色収差、球面収差、コマ収差を良好に補正
- 屈折率と配置を最適化
- 第2レンズ群を動かすインナーフォーカス式
- ズーミング
- 全てのレンズが動く
- 小型化を実現

広角側収差図:歪曲-5%、倍率色収差0.04mm
最新設計だけあって、収差は良く補正されています。 ところが広角側は歪曲と倍率色収差が結構目立ちます。 ソフトウェア補正を前提としているのかもしれません。 広角側の歪曲は周辺で-5%の樽型ですから、フィルムで使うとかなり目立つかもしれません。 倍率色収差は+0.04mm程ですから、キヤノンの収差補正データをまだ解析していないサードーパーティーのRAW現像ソフトを使うと問題になるかもしれません。 その代わり、CanonのRAW現像ソフトDPPで出力すれば、納得のいく絵が得られそうですね。

標準域収差図:倍率色収差はかなり大きくなった
今、殆どのメーカーに欠けているラインナップがあります。 それはフルサイズ用の安価なスタンダードズームレンズです。 EF24-105mm F4L IS USMは入門にしては高いですしね。 EOSの普及機がフルサイズのイメージャーを搭載したとしても、キットレンズが無いことには話が始まりません。 このレンズは、キヤノンのフルサイズ大衆化戦略への布石かもしれません。

望遠側収差図:概ねバランスは良い
日本語ページはこちら(Japanese page is here.)
Canon applied for a patent about 24-105mm F3.5-5.6 standard zoom lens for 36x24mm size imager.
- Patent Publication No. 2010-237455
- published 2010/10/21
- filled 2009/03/31
- Embodiment6
- focal distance f=24.90 - 102.02mm
- Fno=3.62 - 5.82
- angle of view 81.96 - 23.94°
- image height 21.64mm
- lens length 119.84 - 151.84mm
- back focus 38.50 - 51.35mm
- aspherical 1
- patent
- +-+ zoom lens
- inner-focus type to move 2nd-lens-group
- zooming
- all lenses work
- miniaturization

wide side: Distortion=-5%, Chromatic difference of magnification=0.04mm
Distortion seems to be outstanding in the wide-angle side. Perhaps there will be this assuming software revision.

standard side: Chromatic difference of magnification is so huge
Most makers do not release cheap standard-zoom-lens now. EF24-105mm F4L IS USM is slightly expensive. Canon may release a lot of cameras equipped with full-size image sensor.

tele side: good balance







となると、
5D の下のクラスでフルサイズ機の登場も予想されますね。
それとも 5D Mark III が価格を下げての登場かな・・・
by でいぶさん (2010-11-20 08:52)
5DシリーズがKissシリーズみたいに旧モデルと併売なんて事もあるかもしれないですね。
その時のキットレンズにいいかもしれないですね。
by s_take (2010-11-20 09:34)
24-105のワイド側は周辺光量落ちが
激しいし、歪曲収差も大きいですよね。
by こうちゃん (2010-11-20 10:16)
RAW現像って、そういった補正も込みなんですね
私は、ほとんどRAWって使わないので今更ながら関心です(笑)
やっぱり、そういった話を聞くとRAWってつかわなきゃもったいないですね
レンズ単体で、そのレンズの性能云々を語れませんね
by hir (2010-11-21 08:14)
小型・軽量なフルサイズ希望‥
by maki (2010-11-21 08:46)
> でいぶさん さん
EOS5D2の真の後継はEOS3Dで、5D系は銀塩同様廉価に収まる可能性も高いですよね。
となるとEOS7Dの価格が微妙になってしまいますが…
> s_take さん
5Dの価格があまりに下がると、現行のユーザーが納得しない気もします。
とはいえ魅力ある商品展開です。
> こうちゃん さん
Nikonにも言えることですが何かと欠点がありますね、このクラスのレンズ。
> hir さん
JPEGだと、カメラ内で収差補正をやってくれますから心配ありませんよ^^
> maki さん
横幅と高さは今のままで構わないので、厚みを何とかしてほしいと思います。
入門機は小さいと言えど、厚みがあるので大きく感じるのです。
by えがみ (2010-11-21 19:36)
こんにちは~(^o^)
話題のレンズは、そういえば無かったなぁという印象です。EF-S系のレンズが豊富なので気づきませんでしたが。
by グッドバランス (2010-11-22 05:27)
うーん、気になるなぁ!!
フルサイズ欲しい病が発症しつつある今日この頃。
新たなCanonフルサイズ機の登場もあるのかな(^^
by teru (2010-11-22 22:11)
このレンズを見ると、以前から良く言われているEOS Kissのフルサイズ版が出てくるかもしれない可能性が高まった感じですね。
5Dや1Dsとは別ラインが出てくるとすれば、どんな性格のカメラに仕上げてくるのかが楽しみですね。
by rawmaterial (2010-11-24 00:21)
> グッドバランス さん
大型の撮像素子の生産が大変なのでEF-Sに力を入れていく内に、ディスコンになってしまいましたからね。
新設計でフルサイズ化を推し進めましょう。
> teru さん
価格の下がったフルサイズ機、D700、α900、α850、5D2もお勧めですよ。
> rawmaterial さん
望遠性能はアピール出来ないですからね…
超高感度をアピールすれば結構いけるのかもしれません。
トレンド(≠ニーズ)は3D、動画…
by えがみ (2010-11-24 23:47)