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Epson レンズ情報を、レンズ外観の撮影から得る特許 [機械設計・メカニズム機構]

エプソンが、CPU情報を持たないレンズから、レンズ情報を取得する特許を出願中です。 レンズ外観を撮影する専用のカメラを設け、外観画像からレンズ情報を取得するのだそうです。 マウントアダプタ等でオールドレンズを使った場合、どのレンズを使ったのか記録が残らない不便さがありますが、この特許があれば後からレンズ情報を確認することが出来ますね。

2012_186726_fig04.png

レンズを撮影し、レンズ情報を取得

特許文献、及び要約・自己解釈

  • 特許公開番号 2012-186726
    • 公開日 2012.9.27
    • 出願日 2011.3.7
  • レンズ外観画像を撮影
  • 各種指標を文字情報として認識する
    • F値、T値、距離計値、焦点距離
レンズ撮影用カメラ位置の別形態
2012_186726_fig09c.png

カメラをフード等に設ける

2012_186726_fig10.png

カメラの位置の別形態

フード カメラを回動させる

強引にも程がある

ライカは6ビットコードからレンズ情報を得ています。 エプソンの手段はレンズを直接撮影してOCR等の技術を使ってレンズ情報を得てしまおうというもの。 直近で想定している使い道は、現在設定されている絞り値や距離を背面LCD等に表示することのようです。

この特許を発展させれば、レンズを特定し、収差補正等の画処理に応用することも出来そうですね。

2012_186726_fig11.png

レンズの状態を背面ディスプレイに表示

個性がなくても駄目、個性があっても駄目

エプソンと言えばレンジファインダー式デジタルカメラのR-D1シリーズを思い起こさせてくれます。 Mマウントを採用したので(正確にはMマウント互換のEMマウント)、数多くのレンズを使用することが出来ました。

世の中はミラーレスの普及が進んでおり、エプソンにとっても参入のチャンスであるようにも思えます。 しかし個性の無いカメラを出したところで、価格競争の渦に巻き込まれてしまいます。 逆にGXRLeica Mのように個性があり過ぎても買い手がつきませんね。 幸いにしてLeicaは販売台数と利益率のバランスが良いのか商売的には成功しているようです。 R-D1の後継機が単にライブビュー可能になるだけなら、後者であり、売上は期待出来ないと思います。 元々R-D1は売上を期待するカメラではありませんでしたが、同様の機構を持つLeica、RF風デザインを持つ富士フイルムがありますので、陳腐化は避けられません。

それにミラーレスに参入するからといってボディを作る必要はありません。 シグマタムロンZeissSchneiderはレンズ、BMCCはμ4/3マウントの動画カメラと、それぞれ強みを生かしていますね。 エプソンEVF等のデバイスに特化するのが良いのかもしれません。


タグ:EPSON
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コメント 2

hi-low

ニコンF2フォトミックファインダーを彷彿とさせる特許です。
エプソンの最新型EVF用液晶パネルは、XGA仕様でカラーブレイキングが起こらないようですね。EVFを見る状態は外部環境の影響を受けにくいので、エプソンにはそれを活かせるパネルの開発を期待しています。
by hi-low (2012-09-28 10:11) 

えがみ

エプソンはEVFに必要なスペックを昔からよく理解しているようですね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100709_376423.html
各社は迷うことなくエプソンを採用出来ますね。

昔の露出計内蔵のファインダーは大掛かりでしたが、一度技術が進歩すれば、陳腐化の度合いが激しそうです。

by えがみ (2012-10-01 04:51) 

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