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Ricoh 5.3-22mm F2-3.5(1/1.7")の特許 [光学技術・レンズ設計]

リコーが5.3-22mm F2-3.5特許を出願中です。 1/1.7"の撮像素子に対応し、35mm判換算で24-100mm相当のレンズです。 ペンタックスQ等で使われている1/2.3"の撮像素子に使用した場合は換算29-121mm相当なので、異なる撮像素子でも使い易い画角のありそうなレンズですね。

Ricoh 5.3-22mm F2-3.5

patent: 5.3-22mm f/2-3.5

特許文献、及び要約・自己解釈

  • 特許公開番号 2012-211956
    • 公開日 2012.11.1
    • 出願日 2011.3.30
  • 実施例1
    • 焦点距離 f=5.29-10.80-22.04mm
    • Fno.=2.04-2.84-3.39
    • 半画角 ω=44.64-24.90-12.32°
    • レンズ構成 8群11枚
    • 非球面 3面2枚
    • 正負正正
performance
wide tele
Ricoh 5.3-22mm F2-3.5 Ricoh 5.3-22mm F2-3.5 Ricoh 5.3-22mm F2-3.5

左から球面収差、非点収差、歪曲、コマ収差

GR DigitalというよりはGX/GXRシリーズ、或いは…

1/1.7インチで開放側F値2.0というカメラはキヤノンS100、パナソニックLX5、オリンパスXZ2等、メーカー各社が発売していますけど、もうお腹一杯です。

ところでペンタックスQのPENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM 15-45mm F2.8は、1/1.7インチに合わせて設計されているようで、換算70-200mmに近い画角を得ることが可能です。 換算70-200mmの小型軽量なレンズとしてパナソニック35-100mm F2.8が筆頭に上がりますが、ペンタックスQも忘れないでもらいたいものですね。 そもそもペンタックスQのカメラボディは1/2.3"しか無いので、止むを得ないのでしょう。

あるマウントの撮像素子サイズが変わる可能性がある場合、どの撮像素子サイズでも使い易い画角だと潰しがききますね。 例えば24mmはフルサイズで使い易いのは勿論のこと、APS-Cだと換算36mmで使い易く、4/3"では換算48mmというメジャーな画角になります。 特許のレンズは1/1.7"と1/2.3"のどちらの撮像素子で使ってもメジャーな画角のズームレンズになるので、柔軟な対応が可能ですね。


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コメント 2

hi-low

様々なカメラ情報サイトに掲載された画像を見ると、比較的小型のセンサーでもレンズが高性能であれば、意外に良い画像が撮影できるように感じます。光学系の設計に余裕があり、最適化もされているためでしょう.

申請の光学系はバックフォーカスが短く、Qにも難しそうです。異常分散ガラスレンズを使うようですので、ズームレンズのGRDが企画されているかもしれませんね。
by hi-low (2012-11-02 16:29) 

えがみ

> hi-low さん
仰る通りバックフォーカスには余裕が無いですね。
特許出願日からするとQは関係無いと思いますが、Qへの転用は面白いと思いました。

10年位前のコンデジもそんなに悪くなかった記憶があって、センサーサイズは、フィルムサイズと同じで、画質を維持出来る鑑賞・印刷サイズに比例すると思っています。
当時は光学設計や製造に、コストにかけられたという事情もあるのでしょうけれど。

by えがみ (2012-11-03 00:25) 

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