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Canon 50mm F1.8 IS の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノンが手振れ補正に対応する50mm F1.8特許を出願中です。

Canon EF50mm F1.8 III IS USM

patent embodiment1: 50mm f/1.8 IS

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2013-142782
    • 公開日 2013.7.22
    • 出願日 2012.1.11
  • 実施例1
    • 焦点距離 f=51.51mm
    • Fno. 1.85
    • 半画角 ω=22.78°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 76.78mm
    • BF 37.84mm
    • レンズ構成 7群8枚
  • キヤノンの特許
    • 防振 (防振ユニットの光学系は、前群と絞りの間に位置する)
Canon EF50mm F1.8 II

一番売れているレンズ

BCNランキングによると、一番売れているレンズはEF50mm F1.8 IIです。

集計期間:2013年7月8日~7月14日

http://bcnranking.jp/category/subcategory_0108.html

偶然にもこの週は逆輸入版もランクインしていました。 実質同じ商品ですから、販売量はDX35/1.8の2倍以上あるということです。 各レンズの売上本数が不明なので確かなことは分かりませんが、キヤノンが業界レンズシェア1位の座であることに、最も貢献しているのはEF50mm F1.8 IIかもしれませんね。

Canon EF50mm F1.8 III IS USM

左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差。 周辺等は良くないですが、防振機構による打率の向上を期待すれば、総合力では優れたレンズになると思われます。

キヤノンの特許

発売済みの35/2IS等同様に、光束が絞られる絞り近傍に防振ユニットを配置することで、防振時のシフト量を最適化し、それを申請特許の光学系にも適用したようです。

現行品EF50mm F1.8 IIは廉価ですが、35/2IS等の例を見る限りでは、価格の大幅な上昇を覚悟しなければなりません。 前述したようにEF50mm F1.8 IIの販売量は莫大ですから、薄利多売とはいえ利鞘を無視出来ないのであれば、モデルチェンジではなく、完全な併売になるのでしょう。

NEXにMetabonesの某アダプタを噛ませたら、EF50mm F1.8 IIのAFが動きませんでした。 遅いので、実用上は動かなくて構わないのですが、この部分だけでも改良してほしいものです。


タグ:Canon 50mm F1.8
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コメント 2

FT

ニコンの50mm F1.8Gも単体で見ると十分お手頃価格ですけど、EF50mm F1.8IIと比べられると分が悪いですね。

35mm F2の方は新型のIS付きではもはや“並”単とは言いがたいお値段になってしまいましたが、50mm F1.8は現行品の価格が価格だけに2倍程度ならまだ十分お手頃…と思いかけたのですけど、“撒き餌”と名高いこのレンズ、実はズームキットで買った人たちにレンズ交換の楽しさを知ってもらい、その後の交換レンズ購入につなげるために欠かせない重要な戦略商品なのかも、と思ったのでした。
by FT (2013-07-24 10:08) 

えがみ

FTさん、いつもコメント有難うございます。
そうなんです。
EF50/1.8IIは、企業の社会的貢献と利益確保を同時に達成可能な超戦略的商品なのです。
(実は赤字、なんてオチはないでしょうね?)
レンズ交換という写真文化を育む貢献もしているわけで、そういう意味ではキヤノンの功績は大きいです。

by えがみ (2013-07-24 23:51) 

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