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Nikon RGBW配列のAEセンサに関する特許 [半導体・エレクトロニクス技術]

ニコンがRGBW配列としたAEセンサの特許を出願中です。 条件に応じて色情報や輝度情報を読み分けることで高性能化を図ったようです。 ニコンのRGBマルチパターン測光は、RGBWマルチパターン測光へと進化するのかもしれませんね。

Nikon RGBW AE sensor

patent: RGBW AE sensor

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2013-167682
    • 公開日 2013.8.29
    • 出願日 2012.2.14
  • ニコンの特許
    • RGBW画素で構成されるAEセンサ
    • RGBは色情報、Wは輝度情報
    • Wの画素サイズは小さい
    • 高輝度時は輝度情報、低輝度時は色情報、更に低輝度時は全情報を読み出す
    • 画素加算によって画素数を減らすことも可能

特許文献中ではY画素と表記されていますが、Blog記事では一般的なW画素と表記しました。

RGBW配列の撮像素子

しばらく前にソニーがRGBW配列の撮像素子を発表していましたが、それを見込んだ特許申請でしょうか。

ニコンはF5以降の一眼レフで、色情報を読み出せるAEセンサを採用していて、精度の高いAEを実現しているようです。 D4やD800では顔認識も使えるようになりましたね。 ところが画素数が増え過ぎると演算に時間がかかるということで、申請中の特許のような仕組みが必要になってくるようです。 顔の輪郭抽出ならば輝度情報で十分かもしれませんね。

一眼レフ vs ミラーレス = マルチセンサ vs シングルセンサ

申請中の特許は一眼レフ用を想定しているのでしょう。 「一眼レフ vs ミラーレス」という構図は「OVF vs EVF」だけではなく、「マルチセンサ vs シングルセンサ」ということでもあります。 リコーGRD IVが外部AFセンサを備えたように、ミラーレスもマルチセンサ化しても良いのですが、そのような機種は殆ど存在しないので、上記の構図がたまたま成り立っています。

一眼レフには、AE等の個々の機能に専用センサを割り当てて高性能化を図れるメリットがあります。 特許文献ではW画素を高輝度に対応させていますが、これは飽和を速めたい為でしょう。 そう意図しているのか不明ですが、AEセンサのFPSを引き上げれば、動体追従や動体予測に強くなります。 一眼レフがミラーレスより優位であり続けるには、個々のセンサの性能追求を続ける必要がありますね。

また、マルチファンクションのシングルセンサとでも言うのでしょうか、最近では位相差画素を埋め込んで像面位相差AFを実現したミラーレスもあります。 同じように特許技術を撮像素子に埋め込んでしまえば、ミラーレスでも同じことは実現可能ですね。


タグ:NIKON AE imager
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hi-low

一年ほど前にキャンセルされたRGBWセンサーが復活しました。
http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/products/new_pro/august_2013/imx136_140laj_j.html

全世界で昨年生産されたイメージセンサーの1/3はソニー製だそうなので、ソニーにはイメージセンサーを着実に進歩・進化させてほしいですね。
by hi-low (2013-09-04 22:23) 

えがみ

ご教示頂いたWebページですとWRGBですね。

CPUのIntel、撮像素子のソニーと言われています。
シェアの多いニコンがサプライヤを分散させる等して、厳しい競争が今後も続きそうですが、頑張ってほしいものですね。

by えがみ (2013-09-05 00:12) 

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