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Canon 24-80mm F2.8 IS の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノン24-70mm F2.8 ISと24-80mm F2.8 ISの特許を出願中です。 フルサイズに対応する大口径標準ズームながら防振ユニットを組み込み、しかも小型化を実現した意欲作のようです。

Canon EF24-80mm F2.8L IS USM

patent embodiment1: 24-70mm f/2.8 IS (Full-Size)

Canon EF24-80mm F2.8L IS USM

patent embodiment2: 24-70mm f/2.8 IS (Full-Size)

Canon EF24-80mm F2.8L IS USM

patent embodiment3: 24-80mm f/2.8 IS (Full-Size)

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2013-182246
    • 公開日 2013.9.12
    • 出願日 2012.3.5
  • 実施例1
    • ズーム比 2.75
    • 焦点距離 f=24.70-36.42-67.88mm
    • Fno. 2.91
    • 半画角 ω=41.22-30.71-17.68°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 164.87-172.85-196.79mm
    • BF 39.07-44.44-54.56mm
    • レンズ構成 13群20枚
    • 非球面 4面4枚
  • 実施例2
    • ズーム比 2.76
    • 焦点距離 f=24.70-34.88-68.18mm
    • Fno. 2.91
    • 半画角 ω=41.22-31.81-17.61°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 165.79-174.26-199.67mm
    • BF 38.47-42.81-58.00mm
    • レンズ構成 15群20枚
    • 非球面 3面3枚
  • 実施例3
    • ズーム比 3.22
    • 焦点距離 f=24.70-39.67-79.43mm
    • Fno. 2.91
    • 画角 41.22-28.61-15.24°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 161.98-171.74-200.99mm
    • BF 38.35-46.17-57.64mm
    • レンズ構成 13群20枚
    • 非球面 4面4枚
  • キヤノンの特許
    • 正負正負正の5群ズーム
    • 防振 (第4レンズ群)

夢で無くなりつつある純正24-70mm F2.8 IS

キヤノンは以前も手振れ補正の付いた24-70mm F2.8に関する特許申請を行っていましたが、とても巨大な光学系でした。 おそらくフィルター径がφ95mmかφ105mm位でしょう。 今回の出願ではギリギリφ82mmに収まるか、無難に考えてφ86mmといったところ。 小型化すると手振れ補正時の性能が落ちるようですが、最適化を図ったようです。

レンズメーカーのタムロン24-70mm F2.8 VCを既に発売済みですから、シグマトキナーが同等のレンズを開発するのは時間の問題でしょう。 EF24-70mm F2.8L II USMは非常に造りの良いレンズですが、手振れ補正が無いとカタログスペック等で劣ってしまうので、純正でも同等のレンズが必要になってきますね。 動画対応において重要なフォーカス群の検討がされていないので、実際に開発するかどうかまだ先の話ですが、楽しみなレンズですね。

performance
embodiment1 embodiment2 embodiment3
広角 Canon EF24-80mm F2.8L IS USM Canon EF24-80mm F2.8L IS USM Canon EF24-80mm F2.8L IS USM
望遠 Canon EF24-80mm F2.8L IS USM Canon EF24-80mm F2.8L IS USM Canon EF24-80mm F2.8L IS USM

左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差。

望遠側80mm

実施例3は24-80mmのようです。 ところでオリンパスはOM-D E-M1とともに、12-40mm F2.8 Proを発表しました。 換算24-80mmですから、フルサイズに24-80mm F2.8が存在しても何も不思議なことはありません。


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コメント 4

hi-low

ライカ版フィルムカメラでは、「1/レンズ焦点距離」秒が手振れの出ないシャッタースピードとされていましたが、16MピクセルのD5100でもそんな印象です。ピクセルピッチがより小さなセンサーではもっと敏感になるでしょうから、24-70mmでも手振れ補正が必要になるのでしょうね。
しかし、1/60秒よりもシャッタースピードが遅くなると、被写体振れが気になってくるので、この焦点距離で手振れ補正に実用上の意味は無いような気もします。


by hi-low (2013-09-21 16:45) 

toshi

こんにちは。いつもこのサイトを楽しみにしています。そして、初コメントです。

確かに、このくらいの焦点距離では手振れ補正が無くても良いと言えるのですが、三脚を立てられないけどスローシャッターを切りたいという場面は多々あります(よくあるのが、手持ちのまま水の流れをスローシャッターで撮る場合ですね)。作品を撮るときには、とにかくいろいろな映像表現を目指しますから、あると嬉しいのは確かですし、実用上の意味もあると思います。

そして、最近の高画素機では、ものすごく手振れに気をつかいます。昔はあまり手振れに気をつかったことはないのですが、なんというか、D800EやD5200を触らせてもらったときに、あぁ、このクラスになると私の手には負えないと思うようになりました。D5200などは、撮れた画像を見るとわずかにぶれているような気はするのですが、輪郭線ははっきりと描かれていたのでもやもやとした気持ちになったりもしました。

いずれにしても、動きものでなければ被写体振れは気にしなくて良いですし、動きものを追うにしても、これからの高画素化に備えて手振れ補正は必須ということなのでしょう。あと、動画対策もありそうですね。
by toshi (2013-09-23 14:25) 

jin

24-70F2.8L ll USMとの住み分けはできると思います。
ISがつくことで値段もそれなりに上がるでしょうし、そこに価値を見出すかどうかは個人の使用用途によるものでしょう。やはり仕事に使う方はリテイクを出せない現場では確実な一枚を求めるはずですし、それなりのニーズがあるとCanonも考えているのでしょう。趣味でも、あると無いとではあったほうがいざという時の安心感にもつながります。

確かに1/焦点距離を基準においた撮り方も有りますが、やはり高画素化に連れてそれも崩れていく様に思います。今後さらなる高画素機をCanonが計画しているのだとしたら、このレンズはラインナップに追加されても全く不思議ではありません。
高画素化とともに高感度化も進んでいるので、開放F値は明るさを稼ぐというよりも、ボケの確保と言った表現の幅を広げる一つの指標になっていくはずです。そういった意味で、機材をコンパクトにしたいのであればF4Lもありますし、フィルター径含め少し大きめな設計でも許容出来るでしょう。82mm程度に抑えた設計であれば嬉しい限りですが…

個人的にもTAMRONのVCが優秀なだけに、Canonユーザーとして早く製品化されることを待ち望んでいます。
by jin (2013-09-24 02:11) 

えがみ

お返事が遅れましてすみません。

> hi-low さん
被写体が人物でしたら気休め程度にしかならないと思いますが、風景や建物等の静止した被写体を手持ちで撮影するユーザーの数がポイントですね。
常にISが必要とされているわけではないので、重量等を見てしまうと、総合性能よりも、とにかく多機能を目指すという気がしなくもないですが。


> toshi さん
初めまして、コメント有り難うございます。
仰る通り、動画対応は大きいと思います。
スタビライザー無しでも、手持ちでブレの無い映像表現を実現しなくてはなりません。

データを持っているわけではないですが、ミラーやフォーカルプレーンの振動も影響が大きいのではと思っています。
特にミラーレス機は、手振れし易い持ち方だけが原因ではなく、軽量ボディがシャッターの振動を抑え切れないのではないでしょうか。


> jin さん
仰る通り、EF24-70㎜ F2.8L IS USMが製品化されたとしても、少し重いだけで全く取り扱えないわけではないし、そのスペックを必要とする方も少なくはないですね。
キヤノンの70-200mmは、F2.8とF4.0、ISの有無に応じて4種類ありますから、24-70mmもそうあるべきなのかもしれません。

お祭りやウェディング等では混雑に阻まれながら不安定な構え方をすることがありますから、撮影の目的があるイベント等では多少重くても構わないと思っています。

by えがみ (2013-09-25 18:30) 

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