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Sigma 300mm F2.8の特許 [光学技術・レンズ設計]

シグマ300mm F2.8の特許を出願中です。 蛍石に相当するFLDガラスを使った光学設計なので、シグマの超望遠レンズ群はFLDガラスを採用した設計に置き換えられていくのでしょうね。

Sigma APO 300mm F2.8 DG OS HSM Sports

patent embodiment1: 300mm f/2.8 APO

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2013-218088
    • 公開日 2013.10.24
    • 出願日 2012.4.9
  • 実施例1
    • 焦点距離 f=289.90mm
    • Fno. 2.90
    • 全画角 2ω=8.50°
    • 像高 Y=21.63mm
    • レンズ全長 189.94mm
    • レンズ構成 10群14枚
    • FLDガラス 1枚
    • EDガラス 5枚
  • シグマの特許
    • 正負正
    • インナーフォーカス (第2群)
    • 防振 (第3群の一部)

【追記】すいません、シグマでの名称はEDガラスではありませんでした。

performance
縦収差(球面収差、非点収差、歪曲) 横収差、倍率色収差
Sigma APO 300mm F2.8 DG OS HSM Sports Sigma APO 300mm F2.8 DG OS HSM Sports

諸収差はいずれも殆ど0で、恐ろしい性能。

スポーツ・ライン

シグマのレンズ群はArt、Sports、Contemporaryの3カテゴリに分類されることになりました。 多くのメーカーは、キヤノンが非LとL、オリンパスがSTD、HG、SHG、従来のシグマが非EXとEXといったように、グレードで分類しています。 シグマは従来のEXに代わり、グレード+用途という分類になったようです。

今までもこうした試みが無かったわけではありません。 例えばパナソニックは動画に適したレンズにHDという名称を与えています。 1本のレンズで複数の用途を満たすことは珍しくないので、シグマのように入り口で3つに分かれている例は珍しいですね。

特許申請のサンニッパは、その用途からするとSportsに分類されるのでしょう。 SportsとContemporaryは1本ずつしかなく、カタログがアンバランスなので、早急にラインナップを整理してほしいものですね。


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コメント 5

natsume

S-FPL53 使ってたりして・・・
by natsume (2013-10-29 08:59) 

やまちゃん

こ、これは素晴らしい性能ですね(本当でしょうか?)。
これなら、アイピースアダプタをつけて、簡易どころか立派な天体望遠鏡として使えそうです。
天体望遠鏡としては、ちょっと焦点距離が短いですが、RFT(リッチフィールドテレスコープ)として、活用できますね。
ニコンの新型800mmのMTFにも度肝を抜かれましたが、またまた凄いモノを見ました。
by やまちゃん (2013-10-29 22:56) 

えがみ

> natsume さん
S-FPL53というとオハラ社ですか。
HOYA製と思っていましたが、リスク分散の為に複数から調達しているかもしれないですね。


> やまちゃん さん
> 本当でしょうか?
特許文献の収差図と実際の性能は必ずしも一致しないと思います。
(だから最近は性能に関するコメントを避けるようにしています)

2倍テレコン付けても600mm F5.6ですから、汎用性は高そうです。

by えがみ (2013-10-30 00:35) 

ヌ

何時も思うことがある
焦点距離 f=289.90mm
Fno. 2.90

なぜ正確に設計しないのか。

多分
600mm F5.6で、だしたほうが売れる。

by ヌ (2013-11-03 12:19) 

えがみ

> ヌ さん
少しでも小型化したいという涙ぐましい努力だと思います。

by えがみ (2013-11-05 00:25) 

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