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Canon 反射率可変の透過ミラーの特許 [光学技術全般]

キヤノンが反射率を変更可能な透過ミラー特許を出願中です。 透過ミラー搭載機はミラーアップが不要になる代わりに光量が半減してしまいますが、特許技術はほぼ全ての光を有効利用出来ますね。

Variable half mirror

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2013-218241
    • 公開日 2013.10.24
    • 出願日 2012.4.12
  • キヤノンの特許
    • ペリクルミラー
    • 透過光を撮像素子に、反射光をOVFに導く
    • 反射率(透過率)可変
    • OVF時は反射率を高く(透過率を低く)設定し、撮像時は反射率を低く(透過率を高く)設定する

キヤノンの特許

一眼レフはミラーがバタバタ動くので、連写速度やブラックアウト、ミラーショック等のデメリットがあります。 そこで透過ミラーを採用し、光の半分を撮像にもう半分をOVFに用いる一眼レフが昔からありましたが、光を撮像に全て使えないので、やはり根本的な解決ではありませんでした。

キヤノンの特許申請は、ミラーの反射率(透過率)を可変とし、ほぼ全ての光をOVFにも撮像にも使えるようにしたものです。 露光中はほぼブラックアウトとなってしまいますが、用途によってはこうした技術も必要かもしれませんね。

ニコンのディザー広告

ディザー広告が一眼レフと決まったわけではありませんが、ニコンは、キヤノンの特許申請と似たようなことを考えているのかもしれません。 ニコンはファインダーに関する特許出願が少なくありませんから、ファインダーには拘ってほしいものです。 予約したα7R+FE35/2.8をキャンセルするかもしれません。


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コメント 4

hi-low

この特許申請に記載されているエレクトロクロミックミラーは、一般的には透過状態でも短波長(青)の光をほとんど透過しませんので、よほどの技術革新がないとこの特許のような使い方は難しいでしょうね。
反射に関してはフラットな特性ですが、反射率が70%程とカメラ用には微妙な数値です。

ニコンの申請に記載されたDMDも反射率が70%程なので、両社の申請が製品化されるかは、ミラー部の開発次第でしょうか。
by hi-low (2013-10-30 08:55) 

まっちゃん

実用的な反射率、透過率の物が作れる様になるといいですね。
切り替え時間が機械的なミラーアップの速度より遅い、とか言う話は無いのでしょうか。

by まっちゃん (2013-10-30 15:18) 

hi-low

複数書き込みで失礼します。
Nikon DF (?)ですが、測距離ユニットが撮像面位相差検出センサーで露出計も兼ねていれば、ファインダーを交換可能にできますね。公開されたティザー広告動画に現れるカメラのファインダー部が如何にも交換出来そうで、期待してしまいます。
えがみさんが紹介されたセンサー交換の特許のような仕組みも、採用されいて欲しいです。
個人的な願望でした…。
by hi-low (2013-10-30 21:47) 

えがみ

> まっちゃん さん
鋭いご指摘ですね。
安定待ちに結構時間がかかりそうな気もするので、明らかな採用するメリットは振動の解消くらいです。


> hi-low さん
いつも沢山のコメント有難うございます。
ビデオの3CCD/MOSも含め、反射や透過の類で解決するのは大きな課題がつきものですね。

複雑な機構はお金がかかるだけで、陳腐化の早いデジタルに相応しくないと思います。
しかしご指摘のように、交換式であれば、過剰にコストをかけた末永く使える形式も可能なのですよね。
気になるのは取り付け精度ですが、画素数を控え気味にすれば解決の目途が立ちます。

by えがみ (2013-10-31 00:09) 

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