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Canon 24-85mm F3.5-5.6の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノン24-85mm F3.5-5.6特許を出願中です。 EF24-70mm F4L IS USM同様のマクロを搭載したフルサイズ対応の標準ズームレンズです。

EF24-70mm F4L IS USM

patent embodiment3: 24-70mm f/4

EF24-85mm F3.5-5.6 IS USM

patent embodiment4: 24-85mm f/3.5-5.6

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2014-16464、2014-16465
    • 公開日 2014.1.30
    • 出願日 2012.7.9
  • 実施例3
    • 括弧内はマクロ時
    • ズーム比 2.84(2.87)
    • 焦点距離 f=24.30-35.10-69.00mm (67.23-60.62)
    • Fno. 4.10 (5.28-5.56)
    • 半画角 ω=41.68-31.65-17.41°(17.84-19.64)
    • 像高 Y=21.64mm
    • レンズ全長 134.65-141.04-164.94mm (162.09-152.75)
    • BF 39.15-46.02-59.68mm (64.95-67.73)
    • β= -0.17 (-0.7)
    • レンズ構成 11群15枚
    • 非球面 2面2枚
    • UDガラス 1枚
  • 実施例4
    • 括弧内はマクロ時
    • ズーム比 3.42(2.84)
    • 焦点距離 f=24.30-35.10-82.99mm (68.22-64.03)
    • Fno. 3.58-4.42-5.89 (5.92-5.87)
    • 半画角 ω=41.68-31.65-14.61°(17.60-18.67)
    • 像高 Y=21.64mm
    • レンズ全長 126.64-128.32-155.92mm (149.57-148.58)
    • BF 39.39-49.31-64.14mm (65.59-65.96)
    • β= -0.17 (-0.6)
    • レンズ構成 11群15枚
    • 非球面 2面2枚
    • UDガラス 1枚
  • キヤノンの特許
    • 正負正負正負正の7群ズーム (実施例3と4等)
    • インナーフォーカス (第2群、実施例3と4等)
    • 第1群が物体側へ繰り出すことでマクロ機能を実現

EF24-70mm F4L IS USM

最近のキヤノンは面白いレンズをよく出しますね。 マクロ域での防振効果を実現したハイブリッドIS、フィッシュアイズーム、テレコン内蔵の超望遠と「こういうのが欲しかったんだよ」と叫びたくなるような機能ばかりです。 EF24-70mm F4L IS USMはF値固定ズームに加え、マクロ機能を搭載し、しかもそのマクロはハイブリッドISです。

単焦点マクロ等の本格的なレンズを使う場合は相応の覚悟(装備)で行きますので、あるに越したことはありませんが、AFや手振れ補正はなくても構いません。 しかし常用ズームは咄嗟の状況に対応したいので、性能に妥協してもマクロ機能は欲しいですし、またハイブリッドISであって欲しいですね。

特許申請はEF24-70mm F4L IS USMの研究開発に際して出願されたものでしょう。 比較的近いスペックは実施例3ですが、レンズ構成が僅かに異なりました。 実施例3と4はレンズ構成が11群15枚、非球面が2面2枚、UDガラスが1枚です。 幾つかのメーカーは標準ズームにおいて、F2.8固定、F4固定、F値変動の3パターンを用意していますから、キヤノンから24-85mm F3.5-5.6が登場したらフルサイズ廉価機のキットレンズに好適ですね。

performance
24-70mm F4 24-85mm F3.5-5.6
EF24-70mm F4L IS USM EF24-85mm F3.5-5.6 IS USM

左から順に、球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差。上から順に広角、望遠、マクロ。

先週のニュース

Panasonic GH4

価格次第では4K普及の起爆剤になりそうですね。 民生機ならニコン1が60fps、GH2が16MPを40fpsで読み出せる撮像素子を当時既に実現しているので、4K実現の弊害は画処理、記録、熱問題、編集環境、規格の策定であったと言えます。 Mac Proも登場しますし、4K編集の懸念もなくなりつつあります。 4K動画から1枚のベストな静止画を切り出せれば良いのなら、もう少し低スペックなPCでも何とかなるでしょう。

GH4の撮像素子は何処製でしょうか。 私はソニーよりもパナソニックのセンサーの方が好みなので、パナソニックに頑張ってほしいですね。 画処理の影響もあるので撮像素子だけに起因しませんが、低感度域に限定すれば、コントラストの出が良いのですよ。 ※個人の趣向の違いなので、これを強制するつもりはありません。

デザインはGH3をほぼ踏襲しました。 私がミラーレス機で1番好きなデザインはX-T1、2番目はGH3です。 X-T1はMFの銀塩一眼レフを、GH3はAFの銀塩一眼レフを模していて使い易いからです(X-T1はまだ分かりません)。 ※個人の趣向の違いなので、これを強制するつもりはありません。

PENTAX 645D 2014(仮称)

645D 2014(仮称)の価格は、現行品645Dの価格とあまり変わらないでしょう。


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コメント 3

starwars

キットレンズは、低価格でも写りは侮れませんからね。
開発もたいへんでしょうね。
by starwars (2014-02-10 22:05) 

toshi

> 性能に妥協してもマクロ機能は欲しいですし、またハイブリッドISであって欲しいですね。

同感です。広角でも望遠でも被写体に寄れる性能があれば、撮影(表現)の幅がぐっと広がります。少しくらい性能が劣っていてもかまわないので是非、という感じですね。面白さを知れば、レンズの売り上げにもつながると思いますし。
by toshi (2014-02-10 23:50) 

えがみ

> starwars さん
設計には、ベテランの設計者が割り振られると聞いたことがあります。


> toshi さん
そうなんですよね、マクロレンズの必要性を知らない方でも、キットレンズにその機能を付けることで、マクロを知ってもらえるかもしれません。
単に寄れるレンズではなく、マクロと称して、マクロを意識させることがミソです。

by えがみ (2014-02-11 19:34) 

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