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Canon 180mm F3.5 Macro(2014-41224)の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノン180mm F3.5マクロ、200mm F3.5マクロ、300mm F3.5マクロの特許を出願中です。 EF100mm F2.8Lマクロ IS USM同様にハイブリッドISを搭載しているようです。

EF180mm F3.5L Macro IS USM

embodiment1:180mm f/3.5 Macro IS

EF200mm F3.5L Macro IS USM

embodiment2:200mm f/3.5 Macro IS

EF300mm F3.5L Macro IS USM

embodiment3:300mm f/3.5 Macro IS

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2014-41224
    • 公開日 2014.3.6
    • 出願日 2012.8.22
  • 実施例1
    • ズーム比 1.37
    • 焦点距離 f=180.03-167.06-131.08mm
    • Fno. 3.6-3.3-2.59 (実絞り 3.6-4.8-5.8)
    • 半画角 ω=6.85-7.38-9.37°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 228.39mm
    • BF 68.14mm
    • レンズ構成 14群18枚
    • 蛍石 1枚
  • 実施例2
    • ズーム比 1.58
    • 焦点距離 f=198.49-164.7-125.48mm
    • Fno. 3.6-2.99-2.28 (実絞り 3.6-4.8-5.8)
    • 半画角 ω=6.22-7.48-9.78°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 231.65mm
    • BF 71.4mm
    • レンズ構成 14群18枚
    • 蛍石 1枚
  • 実施例3
    • ズーム比 1.92
    • 焦点距離 f=289.97-213.39-151.33mm
    • Fno. 3.6-2.65-2.21 (実絞り 3.6-4.8-5.8)
    • 半画角 ω=4.27-5.79-8.14°
    • 像高 21.64mm
    • レンズ全長 294.36mm
    • BF 68.05mm
    • レンズ構成 14群18枚
    • 蛍石 2枚
  • キヤノンの特許
    • インナーフォーカス
    • 防振 (第4レンズ群の1部)
    • シフトブレに対応
    • フローティング
performance
180mm F3.5Macro 200mm F3.5Macro 300mm F3.5Macro
EF180mm F3.5L Macro IS USM EF200mm F3.5L Macro IS USM EF300mm F3.5L Macro IS USM

左から順に球面収差、非点収差、歪曲。上から順に無限遠、β=-0.5、β=-1.0

EF180mm F3.5L マクロ USM

特許申請によると、マクロ域の手振れ補正に対応し、蛍石も使っているようです。 手持ちマクロ撮影では、シフトブレよりも光軸方向のブレの方が気になるので、三脚に頼りたくなりますが、被写体を手持ちでさっと切り取りたいものですね。

この画角域のマクロは、100mm前後の中望遠マクロと違って売れ筋ではないので、メーカーは新型の開発を後回しにするのでしょう。 けれども必要なレンズなので、デジタル一眼レフの普及が始まった頃はタムロンシグマ180mm F3.5マクロを、最近ではシグマ180mm F2.8マクロを発売しています。

レンズ構成は3つの実施例とも14群18枚とかなり重いレンズになりそうですが、シグマ180mm F2.8マクロが14群19枚なので、必要な枚数なのかもしれません。 現行品は発売からかなり時間が経過しているので、モデルチェンジが楽しみですね。


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コメント 10

hi-low

インナーフォーカスレンズの宿命ですが、近距離の撮影で焦点距離が短くなるため、無限遠での焦点距離と最短撮影距離でのワーキングディスタンスが必ずしも相関しません。

テレマクロはワーキングディスタンスが必要なときに使うので、それを確保できる光学設計をお願いしたいですね。

by hi-low (2014-03-12 09:21) 

kiki

特許ばかりで製品が出てこないでは話にならない。
キャノンには何も期待していない。
by kiki (2014-03-12 11:04) 

えがみ

> hi-low さん
同じ設計の焦点距離が短いレンズよりはWDを確保出来ますが、微々たる差ですよね。
AFを前提にした設計になっていますが、EF24-70mm F4L IS USMのような、マクロ時の繰り出し機構を設けても良いと思います。


> kiki さん
石橋を叩き過ぎるメーカーがあっても良いと思いますよ。
これからの15年を担うレンズであってほしいので、時間をかけてしっかりと開発してもらわなくては!

by えがみ (2014-03-13 00:44) 

ペン汰

特許だけでも出てるだけまし

韓国に魂うったQ旭光学なんか息してないわ。
by ペン汰 (2014-03-13 08:00) 

starwars

180mm以上のマクロレンズって、どれだけ需要があるんでしょうかね。
by starwars (2014-03-15 12:13) 

LLC

>韓国に魂うったQ旭光学
ペンタが何をやったのか詳しく聞かせてください。


by LLC (2014-03-16 12:06) 

かんてつ

私もペンタOBの末端の端くれですが(在籍はS50から10年間)
昭和60年当時、三星精密(Samsung系列)がカメラを作っていました。
 韓国にはもう一社三洋光学(Samyang)という大手があり、倒産しまし  たが、今は再生してデジカメ交換レンズで元気です。
当時から、三星、三洋ともに日本の技術者をスカウトしたり外注したりしていましたが、その流れが続いて、Samsungテックウィンでしたか、デジカメの今も若干のOBが関係しているようです。
そのことでしょうか?

by かんてつ (2014-03-16 14:45) 

えがみ

> starwars さん
限りなく少ないと思います。

離れた位置からマクロ撮影したい場合
大きな有効径で大きなボケを得たい場合

by えがみ (2014-03-17 01:04) 

RAVEN

starwarsさん

ニコンのマイクロ200mmf4Dを保有しています。
短焦点なので画質が良く、軽量。
通常の200mmのように使っています。
警戒心の強い近寄りにくい昆虫を撮るのに特に便利です。
等倍まで寄れるので、初めて出合って、2度と会わないかもしれない、、、、という被写体には威力を発揮していると思います。
通って何度でも撮れる被写体は、大抵は慣れてきて100mmくらいでも撮れるようになりますけど。
私自身、あまり持っている人を見ませんが、少なりとはいえ需要はあると思いますよ。
私の知る限り、30年以上前から設定されているジャンルですから。
by RAVEN (2014-03-17 02:50) 

katawara

私も、ニコンの200mmマイクロを愛用しています。
34や望遠ズームで代用している方もおられますが、蝶を始めとして少し遠くから狙わなければいけないときは、必須のレンズと思います。
シグマやタムロンをやむを得ず使用している人も多いと思います。
キヤノンの180mmf3.5のマクロもニコン同様かなり古くなっていますので、あまり明るくなくても良いのですが、新しい望遠マクロは楽しみです。
by katawara (2014-03-18 15:43) 

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