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Canon 85mm F1.2(2014-52412)の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノン85mm F1.2 85mm F1.8 50mm F1.4 100mm F2.0特許を出願中です。

EF85mm F1.2L III USM

embodiment1: 85mm f/1.2

EF85mm F1.8 II USM

embodiment2: 85mm f/1.8

EF50mm F1.4 II USM

embodiment3: 50mm f/1.4

EF100mm F2 II USM

embodiment4: 100mm f/F2.0

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2014-52412
    • 公開日 2014.3.20
    • 出願日 2012.9.5
  • 実施例
    embodiment
    実施例 焦点距離 Fno. 全長 BF 半画角 レンズ構成 特殊硝材 ピント合わせ
    1 85.00 1.24 125.55 38.98 14.28 7群9枚 非球面 1面1枚、UDガラス 2枚 前群繰り出し 正絞正正
    2 85.00 1.80 113.57 39.50 14.28 7群9枚 非球面 1面1枚 UDガラス 1枚 インナーフォーカス 正絞負正
    3 51.70 1.41 88.04 39.00 22.71 7群8枚 全体繰り出し 正絞正
    4 100.00 2.00 120.00 39.60 12.21 7群9枚 UDガラス 2枚 インナーフォーカス 正絞負正

    像高=21.64mm

85mm F1.2

EF85mm F1.2L II USMはいずれリニューアルされるのでしょうが、発表までと、発表から発売までの期間は短いものではないですし、値上がりも想定し得るので現行品はまだまだ色褪せないですね。

特許申請の光学系は、レンズ構成が現行品よりも1枚増えて7群9枚となり、 1枚の片面非球面と2枚のUDガラスが使われ、現行品との違いが大きいですね。

現行品は85mm F1.2というスペックながらフィルター径が72mmで済んでいます。 特許申請の前玉の光線有効径は68.55mmなので、フィルター径72mmはかなり厳しく、FDレンズ時代から72mmのフィルター径だった85mm F1.2がいよいよ変更されるかもしれません。 ピント合わせは前群繰り出しですが、現行品同様にパワーフォーカスになるのでしょうか。

85mm F1.8

光学系が後述する100mm F2.0と姉妹関係にあたります。 特許申請の光学系は現行のEF85mm F1.8 USMと同じ枚数の7群9枚ですが、1枚の片面非球面と1枚のUDガラスが使われ、性能アップに貢献しそうですね。 ピント合わせはインナーフォーカスなのでSTMもそろそろ採用されるでしょうか。

50mm F1.4

50mm F1.4をリニューアルしていないメーカーはキヤノンを残すのみとなりました。 しかし各社の50mm F1.4は性能を優先するあまり、高額な製品ばかりなので、リニューアルとは必ずしも言えないですね。 キヤノンはどちらの方針なのでしょうか。

特許申請はEF50mm F1.4 USM同様の全体繰り出しです。 また7群8枚と、1枚増えたようです。

100mm F2.0

前述した85mm F1.8と光学系が姉妹関係にあたります。 EF100mm F2 USMは特別な硝材は使われていないようですが、特許申請では2枚のUDガラスが使われ、レンズ構成は1枚増えて7群9枚となったので、収差軽減に貢献するかもしれませんね。 姉妹モデルということで、こちらもインナーフォーカスです。

performance
85mm F1.2 85mm F1.8 50mm F1.4 100mm F2.0
EF85mm F1.2L III USM EF85mm F1.8 II USM EF50mm F1.4 II USM EF100mm F2 II USM

左から順に球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差。

今年のエイプリルフールネタはありません。


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コメント 3

kiyo

egamiさん、
いよいよ、キヤノンもEOSシステムの中核をなす標準域~中望遠域に手を入れますかね。
1.2L兄弟のEF50mm F1.2L IIIの方も気になります。
ただ、一般的な用途や、プロの方々は、EF50mm F1.4を使用される方が多いそうなので、
こちらのリニューアルの方が切実なのかもしれませんね。

EF85mm F1.2L IIIは、それ程のリニューアルのニーズはないと思いますというか、
現行品のF1.2L IIの満足度が高いので、もう少し寄れるとか、
ボケの画質を落とすことなく、諸収差を少なく出来れば御の字ですね。

AFは、画期的な方法が見つからない限り、現行からの改善は、
返ってソフト的なレンズ駆動のアルゴリズムの改善の方が効果が高いかもしれませんね。
OlympusのSWDのような出だしのパワーと、停止のパワーのあるハイパワーな超音波モーターで、
全群繰り出しのレンズを高速に移動させるのは、マス(質量)があるので難しい気もしますが、
是非、インナーフォーカスに逃げることなく、全群繰り出しのまま高速化して欲しいですね。

まずは、楽しみです。

by kiyo (2014-03-31 13:20) 

ヌルポン

リニューアルされてもお高いんでしょ
純正には縁がないので、
28mmF1.8最近曇ってることにきずいてなみだめ。
50mmF1.8は購入びに前球が取れるようになった。
85mmF1.8ずいぶん昔に飛び降り自殺
100mmF2はF2.8と悩んだ挙句放置

Σに期待しております。


by ヌルポン (2014-04-01 00:43) 

えがみ

> kiyo さん
24/28/35のIS化と超望遠が一段落したので、標準~中望遠は時間の問題ですね。
ただSTM化だとか、超広角が先にリニューアルされる線も残っています。

50/1.4は画質を追求、85/1.2と50/1.2は遊び心も追求したレンズですから、リニューアルの必要があるのは前者の方だと思います。
他社に同じ画角を持つ32/1.2、42.5/1.2、56/1.2が登場し、どれもAFに有利なIFかRFなので、85/1.2は厳しい競争を強いられるのではないかと思います。
仰る通り、全体繰り出しや前玉繰り出しですとAFスピードは頭打ちになっているのかもしれませんが、全体繰り出しならではの特徴を宣伝し、AFが遅くても悪いレンズではないことを啓蒙してほしいと思います。


> ヌルポン さん
悲惨な目に遭われましたね。心中お察し致します。

シグマはArtラインで超絶性能、しかも安価という、純正泣かせですね。

by えがみ (2014-04-04 01:28) 

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