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Canon 22-46mm F3.5-5.6の特許 [光学技術・レンズ設計]

キヤノン22-46mm F3.5-5.6特許を出願中です。 APS-Cミラーレスに対応する換算35-75mm相当の小型な標準ズームレンズです。

Canon EF-M 22-46mm F3.5-5.6 STM

embodiment7: EF-M 22-46mm f/3.5-5.6 (APS-C Mirrorless)

Canon EF-M 22-46mm F3.5-5.6 STM

左から順に球面収差、非点収差、歪曲、倍率色収差。上から順に広角、中間、望遠

特許文献の説明・自己解釈

  • 特許公開番号 2014-63025
    • 公開日 2014.4.10
    • 出願日 2012.9.21
  • 実施例7
    • ズーム比 2.09
    • 焦点距離 f=22.10-34.22-45.19mm
    • Fno. 3.60-4.59-5.60
    • 半画角 ω=31.72-21.76-16.48°
    • 像高 13.66mm
    • レンズ全長 65.76-62.07-64.72mm
    • BF 28.16-36.88-45.09mm
    • レンズ構成 5群5枚
    • 非球面 2面2枚
    • 前玉有効径 19.18mm

キヤノンの特許

特許申請には様々な光学系がありますが、実施例7を取り上げます。 おそらくEOS-M用でしょう。 5群5枚のシンプルなレンズ構成で、片面非球面が2枚、前玉有効径が19.18mmです。 EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMのフランジバックを除いた全長が61.0mmなので、実施例7は一回り小さいことが分かります。 広角側が22mmスタートなのでEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMと併用すると、幅広い画角をカバー出来ます。

図を見れば分かる通り望遠側でバックフォーカスがかなり長くなるので、望遠側で沈胴機構を働かす仕組みを取り入れ、携行時のサイズを抑えても面白いかもしれませんね。

小型化や高性能化を優先したスペック

換算35-75mmは昔の標準ズームレンズのようです。 しかし最近は1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR 等の、広角側を換算30mm以上としたレンズをよく見掛けるようになりました。 テレセンの問題もありますから、広角レンズの小型化や高性能化は難しいのでしょう。

今まではズーム域の拡大を目指し、様々なズームレンズが登場しました。 今後は小型化や高性能化を優先した、今までにないズーム域のレンズが増えるかもしれませんね。


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コメント 3

starwars

キヤノンもEOS-M用のレンズを充実させるんですね。
ハイブリッドCMOSを搭載してくれると魅力アップ
なんですけどね。
by starwars (2014-04-12 09:31) 

hi-low

コンパクトデジタルカメラでよく見る光学系で、最前群が負のため焦点距離を延ばすと直ぐに暗くなり始めるのが欠点ですね。
キヤノンは、EOS-Mを高級コンパクトに分類しているのでしょうか。

by hi-low (2014-04-12 11:10) 

えがみ

> starwars さん
ミラーレスの普及次第ですが、新しいマウントを出した以上はラインナップを揃えると思います。
EOS-Mに、70D相当のAFが乗るのは時間の問題ですね。


> hi-low さん
確かにコンデジに似ていますね。
EOS-Mの位置付けはまだ見えてきませんが、今後発売されるレンズによって判断出来ると思います。

by えがみ (2014-04-14 02:00) 

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